用語集

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Glossary

内径

内径とは、ばねの内側の直径を指し、ばねの設計および製造で非常に重要な寸法のひとつです。特に、ばねを組み込む際や他部品との適合性を確認するために、内径が適切に設定されている必要があります。内径は、ばねの形状や種類に応じて異なる重要性を持ち、圧縮ばねや引張ばね、ねじりばねなどさまざまなばねで設計や性能に直接影響を与えます。

ばねの内径は、製品の性能や耐久性にも関わる要素です。内径が精密に管理されていない場合、ばねが過度に変形する恐れがあるほか、想定外の摩擦や磨耗が発生し、寿命が短くなる可能性があります。たとえば、圧縮ばねの場合、内径が小さすぎると使用中に巻きが互いに干渉し、動作に支障をきたすことがあります。引張ばねにおいても、内径が重要で、適切な張力を得るために内径とワイヤーの太さのバランスが求められます。

ばねの設計において、内径は外径と区別され、内径の寸法設定にはワイヤー径が考慮されます。ばねを取り付ける部品の寸法や使用条件に応じて、内径が決定されることが一般的です。また、内径の精度は製造過程での制御に左右され、高精度の内径が求められる場合は、特殊な加工や計測技術が用いられます。高精度が必要なばねの場合、研磨や仕上げ加工が施され、内径の精度が高められることもあります。

ばねの設計者や技術者は、内径を適切に選定し、設計図面に明示することが重要です。

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