用語集

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Glossary

ノギス

ノギスは、物体の寸法を正確に測定するための計測器具であり、特に機械加工や製造業において広く使用されています。主に内径、外径、深さを測定することができるため、精密な測定が求められる場面で欠かせない道具です。ノギスの種類には、スライド式のキャリパー、デジタル表示のもの、アナログ式のものなどがあります。

ノギスは通常、金属製のフレームを持ち、両端に測定部がついています。外側の測定部は、物体の外径を測るために使用され、内側の測定部は内径を測る際に使用されます。また、深さ測定用のブレードが付属しているモデルも多く、これを使って穴の深さや溝の深さを測ることが可能です。このように、ノギスは多機能性が特徴で、様々な形状の部品を測定する際に非常に便利です。

ノギスを使用する際の利点は、精度の高さです。一般的なノギスは、0.01mm単位での測定が可能で、特に精密な寸法が要求される製造業では重宝されています。また、デジタルノギスの場合、測定結果がディスプレイに表示されるため、視認性が良く、直感的に使うことができます。これにより、測定ミスを防ぐことができ、効率的な作業が実現します。

ノギスを使用することで、製品の寸法が正確に測定できるため、製造工程における品質管理が強化されます。ばねの製造においても、ノギスを用いることで、ばねの直径や厚み、形状を確認し、設計通りの仕様を満たすことができます。これにより、ばねの性能や耐久性に影響を与える要因を排除し、高品質な製品を生み出すことが可能となります。

また、ノギスはその構造上、携帯性にも優れているため、現場での使用にも適しています。軽量でコンパクトなデザインのノギスが多く、作業台や工具箱に簡単に収納できるのが利点です。このように、ノギスは非常に実用的な計測器具であり、職人やエンジニアにとっての必需品と言えます。

ただし、ノギスを使用する際には、正しい使い方を理解することが重要です。測定物の接触面が清潔であること、測定時の力加減に注意すること、定期的なキャリブレーションを行うことなどが求められます。これらのポイントを押さえることで、より高精度な測定が実現し、製品の品質向上に貢献することができます。

このように、ノギスはばねの製造において重要な役割を果たす計測器具であり、正確な測定によって製品の品質を向上させるために欠かせない存在です。高精度な計測を実現することで、製造業全体の効率を高め、競争力を維持することが期待されます。

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