用語集

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ノンコンタクトばね

ノンコンタクトばねは、部品同士が直接接触することなく、ばねの機能を発揮する設計が施されたばねです。一般的なばねは、金属同士が物理的に接触して力を伝達しますが、ノンコンタクトばねは接触を避けることで摩耗や摩擦による劣化を防ぎ、より長寿命で安定した動作を実現します。主に非接触型の磁気や空気の力を利用して、ばねの性能を発揮することが特徴です。

ノンコンタクトばねの代表的なタイプには、エアスプリングやマグネットスプリングがあります。エアスプリングは、圧縮空気を使用してばねの機能を果たします。内部に圧縮空気を充填したエアバッグが、外部からの圧力に応じて膨張や収縮を行い、ばねのような反発力を提供します。この仕組みにより、物理的な接触がなく、摩耗や金属疲労を防ぐことができます。エアスプリングは、自動車のサスペンションや工業機械の振動緩和など、様々な分野で利用されており、安定した性能を提供します。

一方、マグネットスプリングは、磁力を利用してばねの役割を果たします。磁石の引力や斥力を利用して、ばねのような反発力を生成します。この方式では、磁場が力を伝達するため、物理的な接触がなく、摩擦や摩耗がありません。マグネットスプリングは、精密機器や電子機器、振動試験装置などで使用され、長寿命で安定した性能を発揮します。

ノンコンタクトばねの設計には、以下のような利点があります。まず、摩擦や摩耗がないため、長期間にわたって安定した性能を保つことができます。これにより、メンテナンス頻度が低下し、コスト削減につながります。また、接触部分がないため、動作音が少なく、静音性が向上します。さらに、非接触型のため、汚れや異物の影響を受けにくく、より信頼性の高い動作が可能です。

しかし、ノンコンタクトばねにはいくつかの設計上の課題もあります。例えば、エアスプリングやマグネットスプリングのような非接触型システムは、初期コストが高くなることがあります。また、適切な設計と製造には高度な技術が必要であり、用途に応じた最適なシステムを選定するためには慎重な検討が求められます。

ノンコンタクトばねは、その高い耐久性と安定性から、多くの先進的な技術や機器で活躍しています。特に、高精度な動作や長寿命が求められる場面で、その真価を発揮します。接触部分がないことで、摩耗や摩擦の問題を回避し、より信頼性の高い性能を実現するこのばねは、今後の技術革新において重要な役割を果たすでしょう。

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