用語集

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バネヒンジ

バネヒンジは、ばね機構を組み込んだヒンジであり、主に動作部分におけるスムーズな動きと復元力を提供するために使用される部品です。この装置は、ヒンジの基本的な役割に加え、ばねの力を利用して機能を向上させることができます。バネヒンジは、特にドアやカバー、機械の可動部分などで見られることが多く、開閉のスムーズさや機械的な動作を改善するために設計されています。

まず、バネヒンジの基本的な機能について説明します。ヒンジは、2つの部品を連結し、それらの部品が特定の角度まで回転できるようにする装置です。バネヒンジでは、このヒンジの役割に加えて、ばねが組み込まれており、開閉や回転の際に追加の力や制御を提供します。ばねが持つ弾性エネルギーにより、ヒンジの動作がよりスムーズになり、また元の位置に戻る力が強化されます。

バネヒンジの代表的な使用例として、ドアやキャビネットのヒンジがあります。特に自動的にドアを閉じる機能が求められる場合、バネヒンジは非常に効果的です。例えば、ドアを押して開けた後、自動的に元の位置に戻るための力をばねが提供します。この機能により、ドアが開きっぱなしになることを防ぎ、効率的な動作を実現します。

また、バネヒンジは機械装置や設備においても重要な役割を果たします。例えば、機械のカバーやパネルが頻繁に開閉する場合、バネヒンジを使用することで、開閉の動作が安定し、操作が容易になります。ばねの力が機械的な摩擦を軽減し、耐久性を高めることで、長期間にわたって安定した性能を提供します。

設計においては、バネヒンジのばねの種類や強さ、ヒンジの材質などが重要な要素です。ばねの強さは、ヒンジが受ける負荷や動作範囲に応じて調整されます。素材も、使用環境に応じて選ばれるべきであり、耐腐食性や耐熱性を持つ素材が選ばれることが多いです。

バネヒンジは、その構造と機能によって、開閉機構におけるさまざまなニーズに対応します。適切に選定されたバネヒンジは、動作のスムーズさと耐久性を確保し、装置や機械の効率的な運用を支援します。使用する目的や条件に応じた最適なバネヒンジを選ぶことで、より良いパフォーマンスを実現できます。

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