導入事例

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Case study

CASE03 機械メーカー 線径Φ1.2のワイヤーフォーミング

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背景

機械メーカー様より現行品の改良提案のご依頼を頂きました。

お客様のご要望

機械配線などをまとめるクリップを使用されておりましたが、取付時に広げて使用する必要があり、作業者によってはクリップが塑性変形してしまっておりました。その結果、クリップの締め付ける力が不十分となってしまう為、本来の機能が果たせていないとの問題点がございました。  これらの問題点を解決するために、作業者によるバラつきを回避できるクリップは製作できないかとのご依頼を頂きました。         塑性変形とは?・・・一定の力を加え変形させた後に力を取り除いても、元の形状に戻らない変形の事。⇔弾性変形(力を取り除けば元の形状に戻る変形の事。)

当社からのご提案

形状を変更し、フック部分をつまんでクリップを開けば容易に使用することができる形状へと変更しました。更に、フック部分がストッパーとして機能しているため、問題となっておりました作業者によるバラつきから引き起こされる塑性変形も解決することができました。 また、フック部の形状にも工夫をし、クリップ同士が絡まらなくなる形状にて製作したことで、作業効率の上昇にもつながりました。

お客様の声

昨今の人手不足や外国人労働者の増加もあり、作業の標準化・効率化は大きなテーマとなっております。そういった背景もあり、今回のご提案は今までの悩み事をすべて解決できたため、大変喜んでいただくことができました。

DATA

カテゴリー ワイヤーフォーミング
線形 Φ1.2
素材 SUS304-WPB

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